2019/06/17
気になるカウンセリング
あなたは、カウンセリングを受けたことありますか?仕事でもプライベートでも、生きている限り、なんらかのストレスを受けます。最近はその度合いが大きくなり、ストレス社会とかストレス耐性という言葉を多く聞くようになりました。そしてそれに伴い、カウンセリングやコーチングという言葉も、よく聞くようになったのではないでしょうか?
受けたことがない方にとってカウンセリングやコーチングは、何だか得体の知れない怪しい世界に感じるかも知れません。人の心理に働きかけるのでそう感じるのも無理はありません。しかし、恐れることはありません。カウンセラーやコーチは霊感が強いわけでも無いし、エスパーでもありません。あえていうなら、普通の人よりは共感力が強いってことでしょうか。
スポーツでも、技術コーチの他にメンタルコーチを付けることが当たり前になりました。特にテニスでは、コーチの精神面の支えが大きいようです。最近だと大坂なおみ選手。大坂なおみ選手が短期間で世界一になった要因の一つは、間違いなくサーシャコーチの存在です。常に選手に寄り添い、信頼関係を築き、メンタルを支え続けたサーシャさんがエスパーだと語る人は誰もいません。
カウンセリングもコーチングも、クライアントに寄り添うことが大切です。だから、クライアントの話を受け止める共感力が大切だということ。ねっ、怖く無いでしょ。
カウンセリングとコーチングの違いは?
どちらも心理学を基に発展した技術なので、その技術は共通したものがあります。その技術をどう使い分けるかはクライアントの状態によります。簡単にいうと、マイナスからゼロに戻すのがカウンセリングで、ゼロないしプラスから更にプラスにするのがコーチングと言えます。だから、クライアントがマイナスの状態であればカウンセリングを行い、高みを目指そうとしているのならコーチングを行うというわけです。
技術は共通していると言いましたが、危険度が高いのはカウンセリングと言えます。マイナスの状態は、心を病んでいることであり、鬱(うつ)や自律神経失調症のような実際の症状が現れている場合があるからです。ですから、カウンセリングにあたっては、今の状態の確認とカウンセラー選びが重要になってくるのです。
カウンセラー選びは?
このページをご覧になっているあなたは、何らかの悩みを抱えているはずです。でなければ、ここまで読み進めてはいないでしょう。しかし、悩みの種類は千差万別。育った環境も今の状況も、それぞれ異なりますから、悩みの種類もその度合いもひとりとして同じではありません。
- 人間関係での悩み
- 職場での人間関係
- ご近所との人間関係
- ママ友との人間関係
- 仕事での悩み
- パワハラやセクハラ
- キャリア形成について
- 子育ての悩み
- 教育の悩み(塾に行かせるとか、家庭教師を付けるとか)
- 食育(健康のために何を食べさせるべきか?)
- 恋愛の悩み
- 出会いがない
- なかなか交際相手から結婚話が出ない
- 不倫
- 経済的な悩み
- 生活費レベル
- 子供の学費
- 借金返済
- 性生活の悩み
- 子供ができない
- 感じない
- 実はレズ・ゲイ
ちょっと並べただけでも、悩みの種類や度合いは多種多様です。信頼して相談するには、カウンセラーの経験も気になるところです。子育ての相談に、子供を産んだことのない独身者が望んでも、信頼関係を築くのは難しいですよね。
つまり、カウンセラーの経験や人柄を判断して、クライアントが信頼できるカウンセラーを選ぶことが重要なのです。そして、このカウンセラー選びを個人で行うのは、非常に手間と時間を必要とする作業なのです。
望ましいのは、クライアントの状態を診て、最適と思われるカウンセラーを紹介し、選択させてくれる団体や会社が存在すること。そんな、組織があったら悩みを抱えるあなたのカウンセラー選びに対する不安は、大きく軽減されるのではないでしょうか。
一番大きな問題は時間と場所
カウンセリングを受けることをオープンにする人は多くありません。周囲に精神を病んでると思われるからです。ですから、人に見られずにカウンセラーに会いたいし、自分の都合のいい時間に見てもらいたい。実は、意外と重要なのが時間と場所なんです。
そんな問題を解決する方法はあるのか?って考えて見たらあるんです。それが今流行りつつあるオンラインカウンセリングです。自室でネット環境があれば、会いに行かなくてもカウンセリングを受けることができます。以前は、電話カウンセリングもありましたが、やはりフェイス・トゥ・フェイスでなければ信頼関係を築くのが難しい。オンラインカウンセリングは人に知られない最適な方法だと言えます。そして、カウンセラー次第ですが、あなたの時間に合わせるのもリアル店舗よりは現実的になるのです。
そういう意味では、昔よりカウンセラーを利用するハードルは低くなったのではないでしょうか?そのことに意外と気づいていない人が多いような気がします。
まとめ
カウンセリングを必要とする人は確実に増えています。しかしながら、心療内科に隠れて通う時代のイメージで、その利用度は上がっていないのではないでしょうか?
カウンセリングを気軽に利用する条件は、
- 自分にあったカウンセラーを選べること
- カウンセラーを利用していることを悟られないこと
- 自分の都合のいい時間に受けられること
もう一つ加えるなら、安価なこと。しかし、心の健康を買うのに安すぎても不安なところ。明朗会計であれば良しとしたいところです。できれば、体験コースなどあれば安心ですね
これらが、満たされるとカウンセリングの利用度は上がるでしょう。その手法としてオンラインカウンセリングは有効だと思われます。そして、その環境を用意する団体や企業は今や確実に存在します。
心身共に健康は重要なテーマです。私としては、美と健康に必要なお金は惜しみたくないところ…(あくまで身の丈にあう範囲ですが)。あなたも、心の健康、考えて見てはいかがですか?